2018年1月12日

ASRock Z370 Extreme4 に M.2 Wi-Fi Bluetoothモジュール(Intel Dual Band Wireless-AC 8260 8260NGW)をつける

USBの無線LANアンテナ?いや、これからのWi-Fiの話をしよう


マザボにこっそりM.2 Wi-Fiモジュール用スロットがついてたんです


年末にPCをとあるBTOにて新調し、これまで使ってたメインPCをサブPCとしたんですが、どうもサブPCのWi-Fiの調子が悪い。どうやらUSBのWi-Fiアンテナが寿命を迎えつつあるようで、メインPCに使用している同じくUSBのWi-Fiアンテナと入れ替えると調子よく動くんですね。そういえばメインPCのマザボにはM.2スロットのWi-Fiが付けられたんじゃ?たしかインターフェースにもアンテナホールが2箇所開いてたぞ、と。
なら正常なやつをサブに譲ってメイン側をなんとかしてやるか、と。
それでは仕方がない、Wi-Fiモジュール買ってきて付けよう、と。

新PCのマザボはASRockのZ370 Extreme4で、公式ページの説明によると、
こんな感じでWi-Fiモジュールを取り付けられるのです。対応規格はM.2 KeyE (Type2230)。2230ってのは幅22mm長さ30mmってことらしく。

Amazonさんで以下を見繕いました。
Intel Dual Band Wireless-AC8260のモジュールとintel7265NGW/8260NGW対応 2セット 2.4GHz 6dB 無線LAN SMA IPEX アンテナ 6dBiです。
予めIntelのサイトでWi-FiとBluetoothのドライバをダウンロードして、作業前にインストールしておきます。

これがモジュール。右上にアンテナ用端子が2箇所あります。この中に802.11acとBluetooth4.2が。。。
アンテナ。MHF4端子でないと8260NGWには付かないので要注意です。

PCケースを開け、マザーボードを見てみたところ、噂のM.2スロットが左上にありました。が……

冷静に考えて左側には謎のプラカバーあるし、右側はCPUクーラーがデデンと構えてるし、上はPCケースの上面があるしで、「これはマザーボードを一旦ケースから外して左のプラカバーをなんとかしないと作業できないぞ」ということに気づいたのでした。

面倒なのでCPUクーラーやメモリは取り付けたままマザーボードをそっと外し、裏側を見てみるとありました。青丸がプラカバーの固定ネジです。4箇所ありました。そして、赤丸がアンテナホールの固定ネジです。両方外します。

プラカバーを外すと、一部RGBイルミ用の配線がマザーボードに接続されていますが、なんとかなりそう。

アンテナホールはこれ。

ようやくモジュールを付けられます!

モジュールを取り付けてからだと作業しにくそうだったので、MHF4という初めて聞いた端子をこの時点で接続します。めちゃくちゃ小さいので苦労しながら指で接続。
嵌合が渋いので、モジュールを平らなところにおいて、上から位置をピッタリ合わせてマイナスドライバーとかで押し込んだほうが作業しやすいのかもしれません。

モジュールをマザーボードに取付。
コンデンサがものすごく邪魔で左に避けました。取付にはマザーボードに付属してきた専用ネジを使います。少し変わった頭が大きいM.2専用ネジでした。
アンテナコードが20cmあるのですが、このマザーボードの場合すぐ隣にアンテナホールがあるので5cmでも十分なのでは……

RS-SMAコネクタをアンテナホールに取り付けます。
ラジオペンチでも十分と思いますが、工具を使って六角ナットをしっかり締めてやらないと、アンテナを取り付けるときにくるくる回ってしまいますよ←最初指で締めてやらかしました。

マザボを元通り戻してPCケースを閉めたら、ようやくアンテナの出番です。

できあがり!
デスクトップでインターフェースから直接アンテナが生えてるのが新鮮です。

事前にドライバをインストールしていたので、Windows10が立ち上がると何事もなく認識し、デバイスマネージャーでもエラーはありません。
試しにスピードテストしてみたところ、従来の倍のスピードが出てて驚きました。
あとゲーム用のBluetoothコントローラー(Xbox One用です)もすんなりつながって、Steamライフが捗りそうです。

Z370 Extreme4は背面のUSB端子数が少ないので、今回無線LANアンテナとBluetoothドングルの2つを外せたのは嬉しいですね。
3千円程度の投資と作業で得られる満足感としては極上です。なので久々にブログ更新したわけで。

今日はこんなもんで。