2015年6月29日

BA-10Dのハンドルステムとハンドルバー交換

BA-10Dのハンドル交換

ハンドルステム、ハンドルバー、グリップ


楽しく乗っているBA-10Dなのですが、ハンドルバーの位置が高すぎるのが少々気になってきました。
だったら交換です。
私は輪行しないので、ハンドルステムが折りたためるメリットは少ないため、純正のハンドルステムを外して新たなものに交換しました。

Kalloyのアジャスタブルクイルステム
Kalloy 1-1/8" Adjustable Quill 110mm 90-150 Degree Black ForgedをAmazon.comでオーダーしました。
BA-10Dのハンドルステム部をノギスで測ったところ、クイル径25.4mmのものが合うようでした。フレームカラーがブラックですので、そういうのを探したのですが、国内では見つからず……
eBayとかでも見てたのですが、1-1/8"(28.6mm)とか記載されててややこしい。外径1-1/8"なら、内径25.6mmになるらしいです。
0°から60°までの角度調整が可能です
この位置が60°
ここまで曲げると0°です
角度の固定は見えている部分の6角キャップボルトの締め込みで行います。当然ながらMTBとかには向かない製品ですね。
角度を変えて
ヒンジ部分のグレーっぽいのを外すと……
固定用のキャップボルトがあります
ボルト隠しはこんなの
そのうち無くしそうです
最低差込長とクイル径の表示
クランプ径は25.4mm
ハンドルバーを選ぶときはクランプ径25.4mmのものを選ぶ必要があります。
ハンドルバーはKalloy AL-006
いたってシンプルなブラックのフラットバーです。
中央部
長さは560mm
BA-10Dのハンドルバーは540mmですので、20mm長いです。私はちょっと幅が広いと感じていたので、520mmくらいに詰めようかと。
コラム径およそ25.4mm
表示はあくまでデジタルノギスの誤差、的なもの?
グリップ径およそ22.2mm

グリップはERGON GP1
サイズはロング/ロング(左右とも130mm)のL(Large)を選びました。
握ってみた
私の手はおよそ標準的な日本人サイズかと思いますが、Lでちょうどいい感じです。
裏から見るとこんな具合
手のカーブや凹凸にしっくり馴染みますねぇ
ダイソーのパイプカッター(税込み432円)
ハンドルバーの切断といえば定番のアイテム。3mmから28mmまでのパイプに対応します。
特に画像はありませんが、すんなりと切れましたですねはい。
交換開始
グリップ、シフター、ブレーキレバー等を外します。グリップが固着している場合は難儀するそうですが、私の場合はまだ購入から日が浅いからか、割りと楽に取れました。

折りたたみヒンジの中に
ハンドルステムの固定ボルトがあります。アーレンキーで緩めると上に引き抜けます。
抜けました
ちゃんとΦ25.4と記載されてますね。ここからの作業は現物合わせでステム、ハンドルバー、と順番に付けていくだけですので写真ありません。
交換前
ハンドルバーの位置が高いですよね。サドルを少々上げてもママチャリスタイルになります。
交換後
ちょっと下げ過ぎたか、というくらいハンドルバーが下がりました。乗りながらポジションは調整してみようと思います。

今のハンドルまわり
ライトは偽808、ミラーはBUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー)のサイクルスター901/3。ハンドルバーエンドに装着するタイプ。
偽808のバッテリ用には、ROSWHEELのハンドルバー用パニアバッグをこれまたeBayで落札して装着しています。
グリップのERGON GP1は本当にしっくりと手に馴染みます。角度をエンドの六角キャップボルトで締めて固定できます。いい買い物でした。
次はブレーキレバーを交換したいなぁ。
ケーブルの取り回しがちょっと
ハンドルバー位置が下がったせいで、かなりケーブルがたるんたるんになってしまいました。スッキリさせるためにはケーブルカッターでカットしないと。工具買わないとなぁ……あ、サドルも変えたいや。

今日はこんなもんで。

2015年6月27日

CREE XM-L T6 USB LEDライト(偽808)の防眩とワイド化

中華LEDライトをワイドアングルレンズに変更

ライトカスタマイズ


しばらくぶりの更新です。またまた自転車のライトの件
偽808は明るいんですが、”対向車とか歩行者に迷惑なほど”明るいのです。
あと、光のスポットが狭い。これをなんとかするためのパーツがありましたので、入手してちょっといじってみました。

WIDE ANGLE LENS
Action LED Lightsが販売しているワイドアングルレンズ(39mmポリカーボネート製)です。ノーマルレンズをこれに変更すると、10°しかない光線が水平方向に30°まで広がるとか英語で書いてあります。
私はアメリカのAmazon.comで購入したのですが、39mmのブラックのOリングも付属してきました。(日本のアマゾンで取り扱ってるのはOリングは付いてこないそうです。)
かなり円安に振れてますので、私が買ったときで810円と、価格的なメリットは薄いんですけどね。海外通販が好きなだけです。
偽808分解
縁を持って反時計回りに回してやるとあっけなく外れます。デフォルトはアクセントのつもりなのか、グリーンのOリングなんですよね。これをブラックに変えられるのも嬉しいところ。
裏側(ライトの内側になる方)
かまぼこ型のでこぼこが連続しています。これが光線を広げてくれるんですね。
表側(ライトの外側になる方)
こちらは平面です。こっちを外側になるように取り付けます。
昔から手元にあるアルミテープ(?)
こいつを使います。
まずワイドアングルレンズを固定
裏面(でこぼこがある面)を表に向けて、マスキングテープで仮固定します。アルミテープも必要分切り出しました。
上半分にアルミテープを貼ります
えっ!そんなに!?って感じなのですが、幅を変えて何回か試した結果、これくらい覆わないと眩惑対策にはなりません。
指と爪でしっかり凹凸に馴染ませます
円周に沿ってデザインナイフで切り出しました
装着
しっかり締め込まないと防水対策になりません。このとき、レンズの方向を合わせるため、緩めては角度を変えてまた締め込むといった試行錯誤が少し必要です。
Oリングもブラックになり、精悍な顔つきになりました。
点灯テスト
カーペットに向けて至近距離。上半分が覆われているため、光の上端が水平になっています。
点灯テスト(少し斜めに)
かまぼこ型の凹凸のおかげで、横方向に段々が出来て広がっているのがわかります。
点灯テスト(さらに斜めに)
明らかに横長の光線になりました。これくらいでハンドルバーに下向き加減で取り付ければ実用性と眩惑防止が両立できそうです。

今日はこんなもんで。

2015年6月8日

CREE XM-L T6 USB LEDライト(偽808)のハンドルバーマウント改造

CREE XM-L T6 USB接続高輝度LEDライト

WACHSEN WL-04流用ハンドルバーマウント製作


自転車のろうず、にブログタイトルを変えたほうがいいんじゃないか、とか。

今回は自転車用ヘッドライトをいじくりました。

偽808という名称がまかり通っている1200lm(?)の明るさを誇るCREE XM-L T6搭載のUSB LEDライトを買いました。
が、このライトの自転車への固定方法がゴム固定というなんだか不安を感じさせる方法だったので、なんとかできんものかとトライしてみた結果、なんとかなったっぽい、という記事です。

CREE XM-L T6搭載爆光中華ライト(偽808)
USB接続になってまして、大抵の方はモバイルバッテリーに繋いで運用しているようです。私もコレのために、AmazonさんでPowerseed 11000mAh パワーシードモバイルバッテリー PS-11000を購入したわけです。
で、今回の話題は固定方法。右に見えているこのゴムパーツでハンドルバーをぐるりと巻いて固定するんですね。これはなんかかっちょ悪い。
WACHSEN 1Wライト WL-04
自転車(BA-10D)に付属してきたこのライトが未使用で置いてあったわけです。単四電池x4本を使用するこのライトは懐中電灯として活躍してもらおうかな。
こいつのマウントは少しGoProマウントっぽいつまみ付きで、なかなかよさ気です。
ライトを外して裏を見てみた
ライト側はビス2本で固定されていますね。取れそうです。マウント側はビス1本で、これを取ってみたところ、角度を少し変更したりできるようです。使い道は……未知数ですので、今回はいじりません。
ライト側のステーを外してみた
使われていたのは鍋ネジのM4x5mmでした。偶然にも、偽808側のネジもM4なんですよね。これはイケそう……
どう付けるか
こんな感じで取り付けしたいところですが、ライト底面から伸びるUSBケーブルが干渉してしまいそうです。
とりあえず端っこ側につけてみた
この状態ですと、USBケーブルは干渉しません。
マウントに乗せてみた
うーん、やっぱ不自然に前に出っ張ってますよね。一言で言うと「かっちょ悪い」です。
かっちょ悪い
後ろ側に付けたいな
となると、やっぱり前側をスパッとカットするか、USBケーブルを沿わせるように削るか、ですね。
固定がビス1本になるので、左右のズレ防止的な効果と見栄えを考えて、沿わせるように削る、という方向で作業開始します。
で、こうなりました
愛用のタミヤのホビーのこでカットしました。作業時間は10分弱でしょうか。
付けてみた
お、これはいい感じじゃないでしょうか。USBケーブルも綺麗に沿ってます。
合体した
おお!純正っぽいじゃないか!端っこに無理やり付けたときと比べるとこっちの方が断然スッキリしてます。
よくできました
USBケーブルが前から出るのは、ライトの仕様上しかたがないですね。
ライトへの固定方法については、左右ブレを抑えるべく、ネジワッシャとM3x8mmのキャップボルトを使おうとホームセンターで購入したのですが、ステーに埋める深さが足りず、キャップボルトはアタマがはみ出し、レールにはまらない始末。ネジワッシャと鍋ネジの組み合わせでもアタマがはみ出すのでダメ。
結局M3x8mmの鍋ネジで固定しました。しっかりしているようなのですが、使いながらブレるようだとロックタイトとかを試してみようかと思っています。

今日はこんなもんで。