2016年12月30日

IKEAのウォールシェルフでキャットウォークをDIY

猫を飼い始めた


だからキャットウォークを作るぜ


11月にペットショップでねこを見てると飼いたくなったので買って帰ったのです。

ケージやらなんやら買って保険入ってとかやってると、初期費用とか諸費用それなりにかかるのね、と思いつつも「ぬこ、かわいいよぬこ」って愛でてたのですが、我が家のリビングを見回してみて何かが足りない感がどうしても拭えず、そしてはたと気付いたのです。足りないのはキャットウォークだなと。


この壁面にキャットウォークを付けたい。

IKEA LACKシリーズのウォールシェルフ(ブラックブラウン)
巾190cm×奥行26cm×厚さ5cmでちょうど良さそう。


同じくLACKのホワイトを5つ
こちらは巾30cm×奥行26cm×厚さ5cm
LACKのウォールシェルフは奥行と厚さは共通です。色は他にブラック、イエロー、グリーンなど。



我が家のリビング壁面は石膏ボードなので、下地探しでざっと下地が無さそうなところを選んで、ネジ取り付け位置をエンピツでマーキングしたら、電動ドライバーのドリルビットでアンカー用の下穴を開けます。そこに石膏ボード用のアンカーを打ち込み。


ベースになる金属支柱が固定されました。16箇所ネジ穴が開いてますが、IKEAの取付説明書によると8箇所固定です。今回は10箇所としました。当然ネジを打てば打つほど強度は上がります。


金属支柱にかぶせるように棚板を差し込み、抜け防止として左右2箇所に下からネジ留めして完成。パッと見では、え?これどうやって固定されてるの?的な。
棚上面には滑り止め用に適当なフェルトっぽいシートを貼り付けています。


巾30cmの小さい方のLACKには金属支柱がなく背面に左右2箇所(間隔22.5cm)に引掛用の受け金具があるのみ。壁面からネジを1cmちょっと突き出した状態にして、ネジ頭に引っ掛けるだけの簡単取付。当然重いものを載せる前提のつくりではありませんが、引張強度さえクリアできれば猫一匹が走るくらいの10kg程度までの荷重ならば耐えられるでしょう。
引っ掛け部は写真の通り、上面から約1.5cm下にあるので、配置を考えるときは留意が必要です。胴縁や柱が入っている場所にネジを打てるならけっこう強度を確保できそうです。

石膏ボード用のアンカーは手持ちのものをいくつか試してみましたが、大抵のアンカーは最後までネジを締め込むことで強度を確保するタイプのものなので、中途半端に突き出た状態で引張強度を保てそうなものは八幡ねじの極細スリムくん(S-1)くらいでした。必要な下穴径が6mmと細いので、石膏ボードならドリルを使わなくても電動ドライバーのビットをガツンと壁にブチこんで貫通させるだけで下穴になるのも手軽でいいです。言いつつ6mmのドリルビット使いましたがね。


できあがり。



気に入ってくれた模様。

当初は近所のホームセンターで板切れを買ってきてあとは金具類見繕って作るかねーとか考えてたのですが、IKEAのLACKを選んだのは取付金具が見えず、壁と一体化したようなこの見た目に惚れたからです。その分5cmと若干厚みはありますけどね。奥行が26cmあるので壁からの出っ張りは大きめですが、その分ネコも安心して踏んだり寝たりできます。
なお階段状のステップの上下間隔は32cmくらいになってます。

作業上気をつけるべきは以下。
・壁面の取付強度
・ちょっと待て、その位置は本当にネジが効くのか

実は小さい方を付けているときに石膏ボードの奥に金属構造物の存在が判明し、アンカーを打てる空間が無くて、泣く泣く位置をずらしたりしました。
拳でコンコン壁を殴ってみて音が変わる感じでもおおまかな下地の入り方はわかりますけど、やっぱり下地探し用のセンサーは必要ですね。

以上、キャットウォーク製作記でした。


2016年10月30日

BA-10Dにボトルケージをつけた

飲み物なんかを積載したい


RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) ボトルフィックス FL801 と トピーク(トピーク) Modula Java Cage モジュラー ジャバ ケージ


こないだ息子と一緒にのんびり自転車で家電屋に行ったんですが、そこで喉が渇いたということでコーラのペットボトルを買ったわけで、でもその場で飲みきれなかったので持ち帰ろうと思ったら、キャリアにゴムバンドでぐるぐる巻きにしないと載せられなかったんですね。
で、ふむ、ボトルケージ欲しいな、と思ったわけです。

でも、BA-100系のフレームにはボトルケージ用のマウント穴がありません。
シートポストに付けるタイプのアダッチメントはありましたけど、既にキャリアやロックがひしめきあってて付けられるスペースがありません。
もちろんハンドルバーはもういっぱいいっぱいです。
しかもBA-100系のフレームは太いので、付ける方法無いのかなぁ、と思ってたらありました。


リクセンカウルのボトルフィックスFL801です。マウント穴が無くてもボトルケージを取り付けられるようにするための専用マウントですね。


内容物。右上から順に

  • マウント本体
  • 2.5mmアーレンキー
  • ボトルケージ固定用タッピングビス × 2本
  • マウント固定用ネジ(銀色のやつ)
  • テンションプレート
  • 薄っぺらいゴム板(フレームの傷付き防止用)
  • ステンレスベルト(~Φ60mm用)
  • ステンレスベルト(~Φ28mm用)
  • 取付説明書(英語とドイツ語)
割りと色々入ってますね。


タッピングビスでもって、ボトルケージをこのマウントに固定するわけです。ボトルケージを付け替えたりすると、徐々にビスの効きが落ちると思われるので、ここはボルト&ナット方式の方が嬉しいところなのですが……
マウント裏から削ってナットを埋め込む、なんて荒業もやってやれないことは無い感じですが、今はそこまでやる必要は無いのでこのまま


フレームに位置合わせで置いてみたりしてたら、傷付き防止用のゴム板が短いステンレスベルト用なので、長さが足りません。
近所のホームセンターで厚さ0.5mmのゴムロールを買ってきました(税込165円)


ゴムロールをざっくりカットして、取付開始。
ゴム板を下にして、長い方のステンレスベルトを巻いていきます。
ステンレスなので当然固いです。


テンションプレートにセットします。
ステンレスベルトは5cmくらい余りました。金切りバサミでカットして、ラジオペンチで引っ張りながら固定しました。


マウントはご覧のように4つの穴とダボを合わせる方向を90°変更できます。


2.5mmのアーレンキーでマウントを締め込んで固定します。
これを締め込んだからといって、テンションプレートがベースのステンレスベルトを締め込んでくれるわけではなさそうなので、最初のセットの段階でしっかりめにステンレスベルトを引っ張っておくことが大事な気がします。


トピークのモジュラー ジャバ ケージです。
スタバスタイルのコーヒータンブラーにも対応する可変ボトルケージなのです。
ベース側はΦ60~78mm、トップ側はΦ75mm~90mmまでのボトルに対応します。


タッピングビスで締め込んで取付完了。
ホームセンターにゴムロールを買いに行ったり、ゴムロールをプラモ部屋でカットしたりしていた時間を除けば、作業時間は20分くらいでしょうか。


膝……当たらないよね……(←普通に漕いでたら当たらない)


サーモスの真空断熱ケータイマグもほらこの通り。
余談ですが、塗装がポロポロ剥がれてきて見た目も悪いしゴミにもなるしで、アサヒペンの塗料はがし液で塗料を除去したので、ステンピカピカになってます。


こんな感じになりました。
積載アクセサリはもうこれで十分かな……


(そして次の日)
なんとなく前に付け替えてみたり。


2016年10月23日

BA-10Dの機械式ディスクブレーキとVブレーキとブレーキレバーとシフターを換装

WACHSEN BA-10Dのワイヤーがたるんたるん


実は、ハンドル位置を下げてからブレーキワイヤーとかシフトワイヤーとかが、たるんたるんになってるのが気になってはいたんです。放置してましたけど。でも最近になって、赤いアウターワイヤーが経年劣化なのか鮮やかさが失われてくすんだ色合いになってきたというのもあって本当に我慢できなくなったので、この際いろいろ気になってたところを換装することにしました。カラーもややレッドを減らしてブラックとシルバーを推していきたい!

ワイヤーがとても余ってます(左上)
これは去年の写真ですが、ここまで下げると本当にたるんたるんなんです。もともとハンドルステムも折り畳まれるので、余裕をもったワイヤーの取り回しになってると思われますが、折りたたまない今となっては無駄に長いだけの本当の無用の長物なのです。

換装前(BA-10D標準装備)
フロントディスクブレーキ:PROMAX DSK-400(多分)
リアVブレーキ:PROMAX TX-123
Vブレーキレバー:PROMAX 品番不明
シフター:シマノ SL-TX50-R7

プロマックスの機械式ディスクブレーキ
そんなにスピード出すわけでもないんで、効きは充分でしたよ。
六角で固定側のパッド位置を調整
つまみで稼働側のパッド位置を調整できます。
プロマックスのVブレーキ
フェンダーの受金具に接触して効きが悪くなってたときもありました。
プロマックスのブレーキレバー
それなりに剛性感もあって申し分ないです。
シマノの7速サムシフター(SL-TX50-7R)
快適に動作してましたよ。頻繁に変速すると親指が疲れましたけど。

換装後
フロントディスクブレーキ:SLAM AVID BB7 ROAD SL
リアVブレーキ:SHIMANO DEORE BR-T610
Vブレーキレバー:SLAM AVID SPEEDDIAL Ti
シフター:SHIMANO SL-M310-7R


AVID BB7 ROAD SL
機械式ディスクブレーキといえばBB7!
いつだったか、なんだかとっても安かったのを英国のサイトで見つけたので買ってたのです。国内ではこれ販売してないんですかね?
HS-1ローターが付いてます
あとはISマウント用のネジ2本と、ディスク固定用ネジ6本が付いてきただけだっけな。あ、Avidステッカーもあったっけ。
シマノのDEORE BR-T610
Vブレーキの定番です。精悍なブラック!ちなみにリア用とフロント用はシューの左右が入れ替わってるだけだとか。アーレンキーで入れ替えればどちらでも使えます。
AVID SPEEDDIAL Ti
BB7と組み合わせでは定番のSpeed Dialです。Tiが欲しくてeBayで買いました。色合いがかっこいいです。
シマノのラピッドファイア!
SL-M310-7Rです。
リアのVブレーキを組みました
ブレーキアウターワイヤーはJagwireの52P2M/BLKを組み合わせました。すんなり交換できて調整もすんなりでしたわ。
ローターも交換
手持ちのT25ビットをドライバに付けてプロマックスのローターをはずそうとしましたが、びくともしなかったので、交換のためにT25トルクスレンチを買いました。
HS-1ローター
優等生的で自己主張弱めな感じですね。
BB7 Road SL!
チタン!シルバーかっけー!ワイヤーエンドキャップはルーラーの赤をアクセントとして使用しました。
ネットを参考に取り付けましたけど、SLAMの取説見ながらで充分可能でしたね。黒のツマミを時計回りに回すと可動側パッドがディスクに寄っていきます。
裏側(動かない側パッド)
黒のツマミは手でも回せるのかもしれませんが、かなり固いので中央のトルクスで回すほうがいいです。BB7は片押しなので、こちらを時計回りに回していくと固定側パッドが徐々にディスク側にせり出していきます。そのため、取付時はある程度左にまわした状態で取り付けて、初期調整したらパッドの減りに合わせて時計回りに回してく感じですね。動かない側(壁みたいなもんです)なので、ディスクぎりぎりまで追い込んでおきます。
SL-M310-7Rの中身
ブレーキ換装が終わったので、次はシフターを交換……と思ったら、アウターワイヤーが2本入ってるんですが、長い方が全然長さが足りません。この日は作業をあきらめて急遽Amazonにシフトアウターワイヤーをオーダーしました。
Jagwireのシフトアウターワイヤー
届きました。ブレーキアウターワイヤーと同じJagwireで4SP2M07/BLKです。
中身
2mのシフトアウターワイヤーとアウターキャップが6個付いてきます。

シフターを外します。
インナーワイヤーのエンド側をワイヤーカッターでスッパリいってからシフターとケーブルを外します。今回はアウターワイヤーも全て交換なので全部抜き取り。
SL-TX50-R7のシフトインナーケーブルは分解などしなくてもご覧のように右側からスッポリ抜けます。アウターワイヤーそのままでインナーワイヤーだけ交換するなら抜いた側から逆に挿入していけばいいので簡単ですね。
見た目かなり変わりました
交換してからリアディレイラーの調整で2時間くらい悪戦苦闘。インナーケーブルを固定するときに引っ張りすぎるとダメなんですね。こういうところのちから加減は本当に経験がモノを言うんでしょうなー。なんとか1速から7速までスムースにチェンジできるようになりました。
結構安っぽいw
中で赤いプラが動くだけですからね。でもシフトアップを人差し指でできるようになったのはなんとなくラクかも。
ハンドルまわり
ブレーキレバー気に入ってます。ワイヤの取り回しも素人なりにスッキリ仕上がったように勝手に思ってます。
うん
ごちゃごちゃはしてますけど、全部必要だしなぁ。。。
ようやくワイヤーが締まりました。アウターワイヤーもブラックになって精悍な印象になったような気もしないでもない。ワイヤーに「JAGWIRE」のシルバーの文字が入ってるのも気に入ってます。(写真ない)
換装にあたっての作業は初めてのことばっかりだったんですが、ブレーキの調整とかリアディレイラーの調整とかその他いろいろネットで懇切丁寧に解説してくださってる方々がたくさんいらっしゃって本当に助かりました。工具としてはワイヤーカッターは必須です。アウターも切れるしインナーも切れるしエンドキャップもカシメられるし。アーレンキーも使用頻度が高くなってきたのでこましなものを買い足しました。

関連商品とか↓

2016年10月1日

BA-10DにIBERA(イベラ)のキャリアとバッグをつけた!

WACHSEN BA-10Dにキャリアをつけた

Ibera(イベラ) 自転車用シートポスト取付型コミューターキャリア(IB-RA11)と コミューターバッグ(IB-BA11)


久々の更新。
やっぱキャリア欲しいわ。ついでにカゴ代わりに必要なときだけカバンも付けられたらなぁ……そうそうリアフェンダーが微妙に短くて、雨の日に乗ると泥はねもするしね……
ということでこれを買いました。商品説明の品番がキャリアとバッグ逆になっとるね。


こんな感じ
自分で思っていたほどは違和感なかったなと。
バッグを付けると
ロードバイクとかだとお尻にバッグが当たりそうな取付になってるのをよく見るんですが、なんともスッキリと取り付けられたなぁと。
サドル下のテールライトが後方から見えなくなっちゃいますけどね。
バッグを開けると
メインコンパートメントはまるまる空いてて仕切りも何もありません。1.5Lのペットボトル2本くらいは入りそうです。入れてませんが。
サイド、リア、トップにはそれぞれ小物を入れられるミニポケットがあります。
シートポスト取付部
うろ覚えですが、多分5mmのアーレンキーで取付。ちなみに商品にはアーレンキーはついてきませんでしたので、自分で準備する必要があります。ゴムシートを挟み込むのですが、付いてきたシートは分厚過ぎてとてもじゃないけど取り付けできそうもなく、仕方がないのでシートポストに付けてたリアリフレクターのゴムシートをかませました。しっかり締め込む必要がありますが、かなり頑丈に取り付けできます。締め込む過程でキャリアが徐々に右側にずれますので、締め込む前にある程度左に振った状態で試行錯誤する必要はあります。
キャリアを最後部にした図
3mmの六角で調整できます。
キャリアを最前部にした図
デフォルトは真ん中でした。これはちょっと前過ぎ。
テール部
キャリア用のリアリフレクターを付けるための穴があります。
シートポストに付けてたリフレクター
先程キャリアを付けるのにゴムシートを取られてしまって行き場を失ったリフレクターの出番です。シートポスト取付用のマウントは外します。
リフレクターの背面
もともとBA-10Dについてきてた純正リフレクターはCATEYEのRR-180-BTでした。背面はご覧のようにガタツキ防止の突起とタッピングビスで固定するタイプです。
リフレクター取り付け
突起を合わせてビスを締め込みます。多少左右の穴が気になる人もいるかもしれませんが、私は気にならないのでこれでOKです。気になる人は、キャットアイのリアラックブラケットを使うと、キャットアイのテールライトをすっきり取り付けできたりもするようです。


今日はこんなもんで。