2016年10月23日

BA-10Dの機械式ディスクブレーキとVブレーキとブレーキレバーとシフターを換装

WACHSEN BA-10Dのワイヤーがたるんたるん


実は、ハンドル位置を下げてからブレーキワイヤーとかシフトワイヤーとかが、たるんたるんになってるのが気になってはいたんです。放置してましたけど。でも最近になって、赤いアウターワイヤーが経年劣化なのか鮮やかさが失われてくすんだ色合いになってきたというのもあって本当に我慢できなくなったので、この際いろいろ気になってたところを換装することにしました。カラーもややレッドを減らしてブラックとシルバーを推していきたい!

ワイヤーがとても余ってます(左上)
これは去年の写真ですが、ここまで下げると本当にたるんたるんなんです。もともとハンドルステムも折り畳まれるので、余裕をもったワイヤーの取り回しになってると思われますが、折りたたまない今となっては無駄に長いだけの本当の無用の長物なのです。

換装前(BA-10D標準装備)
フロントディスクブレーキ:PROMAX DSK-400(多分)
リアVブレーキ:PROMAX TX-123
Vブレーキレバー:PROMAX 品番不明
シフター:シマノ SL-TX50-R7

プロマックスの機械式ディスクブレーキ
そんなにスピード出すわけでもないんで、効きは充分でしたよ。
六角で固定側のパッド位置を調整
つまみで稼働側のパッド位置を調整できます。
プロマックスのVブレーキ
フェンダーの受金具に接触して効きが悪くなってたときもありました。
プロマックスのブレーキレバー
それなりに剛性感もあって申し分ないです。
シマノの7速サムシフター(SL-TX50-7R)
快適に動作してましたよ。頻繁に変速すると親指が疲れましたけど。

換装後
フロントディスクブレーキ:SLAM AVID BB7 ROAD SL
リアVブレーキ:SHIMANO DEORE BR-T610
Vブレーキレバー:SLAM AVID SPEEDDIAL Ti
シフター:SHIMANO SL-M310-7R


AVID BB7 ROAD SL
機械式ディスクブレーキといえばBB7!
いつだったか、なんだかとっても安かったのを英国のサイトで見つけたので買ってたのです。国内ではこれ販売してないんですかね?
HS-1ローターが付いてます
あとはISマウント用のネジ2本と、ディスク固定用ネジ6本が付いてきただけだっけな。あ、Avidステッカーもあったっけ。
シマノのDEORE BR-T610
Vブレーキの定番です。精悍なブラック!ちなみにリア用とフロント用はシューの左右が入れ替わってるだけだとか。アーレンキーで入れ替えればどちらでも使えます。
AVID SPEEDDIAL Ti
BB7と組み合わせでは定番のSpeed Dialです。Tiが欲しくてeBayで買いました。色合いがかっこいいです。
シマノのラピッドファイア!
SL-M310-7Rです。
リアのVブレーキを組みました
ブレーキアウターワイヤーはJagwireの52P2M/BLKを組み合わせました。すんなり交換できて調整もすんなりでしたわ。
ローターも交換
手持ちのT25ビットをドライバに付けてプロマックスのローターをはずそうとしましたが、びくともしなかったので、交換のためにT25トルクスレンチを買いました。
HS-1ローター
優等生的で自己主張弱めな感じですね。
BB7 Road SL!
チタン!シルバーかっけー!ワイヤーエンドキャップはルーラーの赤をアクセントとして使用しました。
ネットを参考に取り付けましたけど、SLAMの取説見ながらで充分可能でしたね。黒のツマミを時計回りに回すと可動側パッドがディスクに寄っていきます。
裏側(動かない側パッド)
黒のツマミは手でも回せるのかもしれませんが、かなり固いので中央のトルクスで回すほうがいいです。BB7は片押しなので、こちらを時計回りに回していくと固定側パッドが徐々にディスク側にせり出していきます。そのため、取付時はある程度左にまわした状態で取り付けて、初期調整したらパッドの減りに合わせて時計回りに回してく感じですね。動かない側(壁みたいなもんです)なので、ディスクぎりぎりまで追い込んでおきます。
SL-M310-7Rの中身
ブレーキ換装が終わったので、次はシフターを交換……と思ったら、アウターワイヤーが2本入ってるんですが、長い方が全然長さが足りません。この日は作業をあきらめて急遽Amazonにシフトアウターワイヤーをオーダーしました。
Jagwireのシフトアウターワイヤー
届きました。ブレーキアウターワイヤーと同じJagwireで4SP2M07/BLKです。
中身
2mのシフトアウターワイヤーとアウターキャップが6個付いてきます。

シフターを外します。
インナーワイヤーのエンド側をワイヤーカッターでスッパリいってからシフターとケーブルを外します。今回はアウターワイヤーも全て交換なので全部抜き取り。
SL-TX50-R7のシフトインナーケーブルは分解などしなくてもご覧のように右側からスッポリ抜けます。アウターワイヤーそのままでインナーワイヤーだけ交換するなら抜いた側から逆に挿入していけばいいので簡単ですね。
見た目かなり変わりました
交換してからリアディレイラーの調整で2時間くらい悪戦苦闘。インナーケーブルを固定するときに引っ張りすぎるとダメなんですね。こういうところのちから加減は本当に経験がモノを言うんでしょうなー。なんとか1速から7速までスムースにチェンジできるようになりました。
結構安っぽいw
中で赤いプラが動くだけですからね。でもシフトアップを人差し指でできるようになったのはなんとなくラクかも。
ハンドルまわり
ブレーキレバー気に入ってます。ワイヤの取り回しも素人なりにスッキリ仕上がったように勝手に思ってます。
うん
ごちゃごちゃはしてますけど、全部必要だしなぁ。。。
ようやくワイヤーが締まりました。アウターワイヤーもブラックになって精悍な印象になったような気もしないでもない。ワイヤーに「JAGWIRE」のシルバーの文字が入ってるのも気に入ってます。(写真ない)
換装にあたっての作業は初めてのことばっかりだったんですが、ブレーキの調整とかリアディレイラーの調整とかその他いろいろネットで懇切丁寧に解説してくださってる方々がたくさんいらっしゃって本当に助かりました。工具としてはワイヤーカッターは必須です。アウターも切れるしインナーも切れるしエンドキャップもカシメられるし。アーレンキーも使用頻度が高くなってきたのでこましなものを買い足しました。

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