2015年1月30日

WAVE ハンディルーターMk.1-ACを買いました

WAVE ハンディルーターMk.1-ACを買いました。


モーターツールというかミニルーターというか、そういうものを持ってなかったのです。モデラーたるもの、やはりハンダごてとモーターツールくらいは持っておかないといかんのじゃないだろうかと。深夜の気の迷いで思い込んだ私は、それなりの懐事情と相談した結果、こいつを選んだのです。
穴開けとかクリアパーツ整形に使ってみたので、レビューを。


化粧箱
割とコンパクト。白い外観は美容機器みたいですね。
側面1
付属の8種類のビットでどんなことができるのかを写真付きで説明
側面2
こんな感じでペン持ちして使います。ますます美容機器みたいです。
側面3
スイッチ類と内部構造などの説明
背面
セット内容の写真付き一覧
開封
ACアダプタでかっ!箱の厚さはこのACアダプタのせいです。
取扱説明書
最初はちゃんと読みましょう。
付属ビット類
上段左上から順に
・3.0mm軸径用コレット
・2.35mm軸径用コレット
・黒っぽいのがコレットカバー
・スプリングチャック(0.3mm~3.2mm対応三爪タイプ)
下段のビットは全て軸径2.35mm
・GC砥石(広い面の仕上げの研磨、真鍮線の切断面研磨など
・砲弾型ダイヤモンド(パーティングライン消しや広い面の研磨に)
・針型ダイヤモンド(細かい部分の彫刻・スジボリや細い穴の内側の研磨に)
・球形ダイヤモンド(細かい部分の彫刻やパーツのうちの研磨などに)
・1.0mmツイストドリル(キャストキットの軸打ち用の穴あけなどに)
・球形スチールカッター(キャラクターモデルのダメージ表現や細かい彫刻に。精密作業向き)
・円すい形スチールカッター(奥まった部分の切削や穴の内径を広げたりする作業に)
・円筒形スチールカッター(大まかな形状出しやキャストキットのバリ取りなどに)
・レンチはコレットカバーの締め込みが足りないとき、逆に締めすぎて外れない場合に)
専用ACアダプター
[仕様]
◯定格入力電圧 AC100V 50/60Hz
◯定格出力電圧 DC18V
◯定格出力電流 750mA
◯消費電力 27VA
◯電源コード長 約1.8m
◯サイズ 48×56×83mm(プラグ、コード除く)
◯重量 約540g(すごく重いです)
右下のDCプラグ側が中心からずれている仕様です。理由は……

本体のDCプラグ接続部
中心からズレてますね。使用している時にプラグが回転して、接続部の接触が悪くなったり抜けてしまったりするのを防止するためだと思われます。
本体は白くてかわいいです
[仕様]
◯電源 DC18V(専用ACアダプター使用)
◯モーター出力 18W
◯回転数 3,000~23,000rpm
◯軸受 回転軸にボールベアリングを2個セット
◯対応ビットサイズ
 スプリングチャック使用時:軸径0.3~3.2mm
 コレット使用時:軸径2.35~2.4mm,3.0~3.2mm
◯サイズ 162×26×26
◯重量 約90g
◯定格時間 15分(使用時)、60分(無負荷時)
◯用途 模型製作における切削作業、彫刻など
とりあえず、ACアダプターが重すぎます。コンセントへの負荷がかかりすぎるため、即ダイソーで延長コードを買いました。
本体は後部にスピードコントローラーが付いていて、アナログなダイヤル式で回転数を調整します。スイッチONから逆にスピードを落としてやると、3,000回転よりも全然低速で回る感じです。測れないのでわからないですけど。
では使ってみるとしますか!

穴開けに挑戦です
ちょうど作成中のヴァンシップですが、舷窓と思しき場所がキット指定ではデカールなので、一気に窓らしく開ける!
中心あたりにピンバイスで下穴を開けました。
円すい型スチールビット
これで穴を広げます。
広がりました。
球形スチールカッター
細かい部分を整えていきます。
ざっと整えました。
プラの厚みが気になったので
裏側から薄々攻撃。これも同じく球形スチールカッターで行います。全体に回転は落とし加減でやったほうがはじかれずに作業しやすかったです。慣れればまた違うのかもしれませんが。
針型ダイヤモンドビット
穴の内側を整えます。
整えました。
かなりすっきりしたんじゃないでしょうか。
透明ランナーでクリアパーツ作り
透明なランナーの切れ端をドリルチャックで固定します。
で、左手でルーターが動かないように固定して低速で回転させて、右手にカッターをもってカンナ削りの感じでそろそろ刃を当てていくと、おもしろいように削れます。


クリアパーツができました
カッターでだいたいのカタチを整えたあと、メガネ拭きが手元にあったのでそれを当てていくとちょっと透明な感じになったような気がしないでもないですね。
ド素人でもこんなことができました、的な
あとは、でっかいアダプター対策之図
1.元から引っ張ってきていた延長コンセント
2.クソでかいアダプター
3.ダイソーで買ってきた延長タップ
といった具合に、アダプタを机の上に置くようにしました。ちょびっとだけスペースは取りますが、コンセントには優しい方法だと思います。
では今日はこんなもんで。


2015年1月25日

ダイソーのワニ口クリップで塗装用持ち手を作ってみた

ダイソーでついにワニ口クリップを入手しました。


あまりにも売ってるところを見かけないので、都市伝説かと思っていたのですが、先日ふらっと立ち寄ったいつものダイソーの工具コーナーで「ワニ口クリップ」を発見!
塗装用の持ち手は足りてるのですが、めったに見かけないものを見つけたので舞い上がってしまい、店にあった最後の2つを手に取り、そのまま調理器具コーナーで「18cmの竹串」をゲットして帰宅!
ではレビューというか、持ち手を自作してみます。

ワニ口クリップと竹串
クリップの入数は大4小8の12。今回2つ買ってきたので、24本作れます。竹串はあえて売っている中では一番長かった18cmを買ってきました。150本もいらないんですけどね……
出してみた
右から4番目の赤いのが心なしか大きさ的に(中)っぽいのだけれど……
剥いてみた
右から4番目のがどう見ても大きさ的に(中)なんだけど……これがダイソークォリティか
ちなみにもう一つの方はちゃんと大4小8でした。
クリップに挿し込む側の竹串
クリップの中にバネが丸まって入っているので、真っ直ぐに切って挿し込むと下が真っ直ぐにならず、お辞儀してるように角度が付いてしまいます。先端がバネの下に潜り込むように斜めにカットしておきます。
(左のはちょっと角度が寝すぎてます。実際はもっと立てた角度の方がいいです。まぁ、作りながらのさじ加減ですが)
竹串
焼き鳥の串を刺すわけじゃないので、尖り過ぎている先端をすこしカット。これくらいで充分にネコの爪とぎを重ねたようなペイントスタンドにもスムーズに入ります。
謎の中サイズ
完全に一致。
所持しているスジボリ堂のものとまったく同じものでした。
まず竹串を突っ込んで、
両端からラジオペンチで押さえつけて
爪の部分をカシメます
出来上がり
大は10cm×5,15cm×2
中は9cm×1
小は20cm×16
合計24本が出来上がりました。
小一時間の作業でした。

いろいろ並べてみた
上から順に
・ペインティングクリップII (PTC2)-15cm
・今回作った小-20cm
・ペインティングクリップ ビッグヘッド-15cm
・今回作った大-15cm
・今回作った大-10cm
こうして並べてみるとダイソーの大は本当に大きいですね。重いパーツもしっかり保持できそう。
20cmは山善の食器乾燥器に入りますが、上部クリアランスが2~3cmしかなかったので小さいパーツの保持用ですね。あまり長すぎるようなら、後で好きな長さにカットできるのも竹串のいいところ。

ペインティングクリップ関連の過去記事もご参考までに

では今日はこんなもんで。

塗装用持ち手もいろいろ種類が増えて選べる時代ですねー( ´∀`)

2015年1月24日

仮組~表面処理 [ハセガワ 1/72 タチアナのヴァンシップ -02]

HASEGAWA 1/72 LASTEXILE "TATIANA'S" Vanship

ランナーからパチパチ外して仮組みまで進めます。


臓物が無いからスムーズだなぁ……


ボディカウルを合わせてみる
若干フロントのパーツがズレますね。後で面をペーパーで整えて、接着の際にズレないように固定が必要になりそうです。
後ハメ
ボディカウルは組み上げた状態で塗装したいので、このパーツを後ハメできるようにしました。
右が元形状。左のように、差し込みの部分を0.5mmくらい残して、ホビーのこで切断しました。綺麗に削ってしまっても多分問題なさそうですが、この方が位置合わせがやりやすそうだったので。
クラウディア・ユニット
左右貼りあわせて、モーター?を差し込んでから、外装を接着します。貼りあわせの際にスキマができるとイヤだったので、この時点で仮合わせして、接着面を整えておきました。どうせ後で合わせ目消しはするつもりなんですが。
クラウディア導管
これは1パーツ成形です。上下にパーティングラインがありますので、デザインナイフで整えておきました。その後一度クリアを吹いて、再度ペーパーとコンパウンド掛け予定。
仮組み
先端のアウトリガーからクラウディア導管までを仮組み。
美しいデザインです。
ボディカウルのヒケ埋めと合わせ目消し
ペーパーをかけてると操縦席左右に割りと大きめのヒケがあったのを発見したので、今回は黒い瞬着を試しにつかってみました。左右貼り合わせで段差になってしまった部分にも同様処置。
ざっとペーパー掛け
後でサフ吹いてチェック予定ですが、この時点である程度は均しておきました。
クラウディア・ユニット基部の合わせ目消し
ボディカウルと同様に黒い瞬着を塗りっと。
やや凸凹が出来たので、溶きパテで修正
写真が抜けてますが、黒瞬着を均してからサフ吹いてチェックしました。
排熱スリット
ここはちょっとディテールが欲しいなぁと思ったので、おそらく開口されているであろう機体後方側から、0.125mmのタガネでスジを掘って陰影を付けてます。(下の写真)
なお、塗装後にどう見えるのかは不明。
合わせ目消しの段階で埋まったスジボリも彫りなおしておきました。
機銃の銃口を開口
正面の目立つ位置ですし、のっぺりはおかしいので。
パーティングラインが中心に走ってますので、整えてから開口します。
直径1mmくらいの銃身なので、0.7mmのピンバイスがあればそれを使いたかったのですが、あいにく所持してません。選択肢が0.6mmと0.8mmの2択だったので、ここはあえて0.8mmで開口。私にしては上手くできた方です。
パイロットフィギュア
タチアナ、アリスティア、ファム、ジゼルです。
ファムは頭部と上半身、下半身、両腕の5パーツ構成。
他は上半身、下半身、両腕の4パーツ構成です。
自然な搭乗姿勢になるようにしたつもりですが、なんかジゼルは栗でも剥いてるようなリラックス姿勢に見える……
保持用にケツにへなちょこ棒を挿してます。

2015年1月18日

ランナー紹介 [ハセガワ 1/72 タチアナのヴァンシップ -01]

HASEGAWA 1/72 Last Exile "TATIANA'S" Vanship

2015年の一発目はLast Exile -銀翼のファム-に登場したタチアナさんのヴァンシップを製作します


では内容物の紹介など

ボックスアート
インスト
開くと組立工程は4面で完結。シンプルです。
Aランナー
ボディカウル類です
Bランナー
クラウディア・ユニットなどのメカ部分とか
C,D,E,Fランナー
Cはファムとジゼのヴェスパ
Dはタチアナさんとアリスティア
Eはファムとジゼ
Fは探照灯などのクリアパーツ(含ヴェスパのスタンド)
スタンド用パーツ
この内、左側の大きなベースと、右下のスタンド以外は不要パーツだそうな……
デカール
シルクスクリーン印刷だそうです。
謎リーフレット
村田蓮爾さんの書き下ろしイラスト?
謎リーフレットの裏面
ちょっとおもしろい読み物っぽくもあり
今日はこんなもんで。

関連リンク
01.ランナー紹介 [ハセガワ 1/72 タチアナのヴァンシップ]